今回は日本三大ドヤ街について紹介します。
そもそもドヤ街の定義とはなんなのでしょうか?
ドヤ街(ドヤがい)とは、日雇い労働者が多く住む街のこと。
「ドヤ」とは「宿(ヤド)」の逆さことばであり、旅館業法に基づく簡易宿所が多く立ち並んでいることに起因する。
東京の山谷、横浜の寿町、大阪のあいりん地区(西成区)が有名である。
ドヤ街その①大阪のあいりん地区(西成区)
あいりん地区(あいりんちく)は、大阪府大阪市西成区の北部、JR西日本・新今宮駅の南側に位置する簡易宿所・寄せ場が集中する地区の愛称である。
愛隣地区とも表記され、旧来からの地名である釜ヶ崎とも呼ばれる。
宿泊料金が安いため、近年はバックパッカーの宿泊地としても人気を集めている。
あいりん地区は正式名称ではありません。
大阪の西成区のドヤ街が密集している地域を愛称であいりん地区といいます。
近年は外国人のバックパッカーも多く見かけます。
海外のガイドブックでは、安宿街として紹介されています。
→【関連記事】西成区あいりん地区の治安やばい?芸能人最強?外国人ガイド危険?
ドヤ街その②東京の山谷
山谷(さんや)とは、東京都台東区北東部にあった地名。現在の清川・日本堤・東浅草付近を指した。
一時期、遊郭が置かれたことから、吉原遊郭を指す場合もあった。
安宿が多かったことから労働者が集まるようになり、東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称(旧地名)として使われる様になった。
交通の便がよく、格安ホテルがあることから、2000年代以降は、バックパッカーを含む訪日外国人の宿泊地としても人気を集めている。
山谷もあいりん地区と同じで正式名称ではなく、愛称です。
ただし、山谷は昔は存在していた正式名称です。
日本三大ドヤ街のいずれもが現在バックパッカーの街になりつつあります。
その中でも山谷は最も宿泊地化が進んでおり、インバウンドの外国人を対象に英語表記の宿屋があったり、ドヤとはかけ離れたきれいに清掃、改装されたゲストハウス、ホテルが多いです。
→【関連記事】東京のドヤ街山谷!現在の治安は?危険?外国人におすすめのホテル街?
ドヤ街その③横浜の寿町
寿地区は首都高、根岸線を挟んで関内の反対側に位置し日雇労働者が宿泊するための「ドヤ」という簡易宿泊所が100軒以上立ち並び「ドヤ街」と呼ばれる地区である(ドヤ街は、日雇労働者の就労場所と合わせて寄せ場とも呼ばれる)。
寿地区は、東京都の山谷、大阪市のあいりん地区(釜ヶ崎)と並ぶ三大寄せ場の1つとされる。
寿地区周辺は、第二次世界大戦後、1955年までアメリカ軍によって接収されていた。接収終了後、職業安定所の寿町への移転や簡易宿泊所群の建設がはじまった。これにともない、日ノ出町周辺や黄金町付近の大岡川沿岸バラック群(大岡川スラム)、さらに水上ホテルといった宿泊施設から港湾労働に携わる日雇労働者が、大勢移入。まもなくドヤ街が形成された。
他の寄場とは異なる寿地区のドヤの特徴は「門限なし」「自室に入るまでの廊下での外履き」が挙げられる。
寿町は山谷や西成区のドヤ街と違い、ブラックな賭博施設が存在しています。
多くの生活保護者が余った金を浪費してしまっているという問題を孕んでいます。
ただ、他のドヤ街と同じく、治安の上で問題はないので、夜に観光しても大丈夫です。
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今後、ドヤ街がどう変化していくのか楽しみですね。
それではHave a nice day!!
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